2007-05-09 カオスコープ 本 記憶障害の作家・鳴瀬は連続殺人事件の犯人なのか? そこにいない相棒と携帯で話しながら捜査する刑事は「万華鏡殺人事件」を追う。読みづらい。なんせ自分の記憶があやふやすぎて、主観的にせよ確実なことは何もないのだから。ストーリーは意外な方向にぶれていくし、張られた伏線は確かに収束されるが、いまいちすっきりしなしまま終わる。掲示の相棒ももっと増しな解決が欲しかったよ。とにかくモチーフにしたという映画が何かわからないのが気になる。