動物園

オーストラリアといえばコアラにカンガルーでしょ、とトラムを乗り継いでメルボルン動物園へ。


降りて歩き出した途端に後悔した。ピーカンでメチャクチャ暑い。ただでさえ日差しがきついのに、こんなむき出しで広い場所を歩きまわったら死ぬ。


とにかくオーストラリアの動物だけは見ようと、案内板を見つつ進むのだが、ちっともたどり着かない。イースター休みでまわりは家族連れがいっぱい。動物園のスターはライオンやゴリラらしく、地元出身者は冷遇気味。ぬいぐるみはあったが、コアラやカンガルーの絵はがきはなかった。暗い中で展示してあるカモノハシは見えないし。


やっとコーナーにたどり着き、適当そうな囲いの二重ドアをくぐる。カンガルーが逃げ出してもわからなそうな感じ。ちっともやる気がないカンガルーやウォンバットがだらーんと寝そべっている。コアラも今日のお当番風が一匹樹にとまっているだけ。立っているミーアキャットやじっと動かないエミューは絶好の被写体だった。


大きく網でかこって鳥たちを展示しているコーナーは良かった。なにしろ陰で涼しい。探すといろいろいるのも楽しい。


帰りは別出口から出たら、ここはどこ状態。トラムを発見して乗って、ほっとしたらギド2が反対方向かも、と言い出す。方向関係は彼女に任せっきりなのだが、血は争えない。で、降りて反対方向に移ればOK。1日乗車券はありがたい。