ムジカ・マキーナ

ムジカ・マキーナ (ハヤカワ文庫JA)
「カント・アンジェリコ」から続けて再読。

ファンタジー大賞の佳作にもならなかったのにハードカバーで出されたという。
たしかに。19世紀末の欧州を舞台に音楽と麻薬を軸に展開しながら、後半クラブのDJの登場が唐突すぎる。が、それを補っての魅力と面白さはあるわけで。
ラスト近くになって、ちょっと気持ち悪い展開だったのを思い出したよ。手遅れ・・・