ステーションの奥の奥

ミステリーランドの一冊。山口雅也、そして題材で期待したんだけどなあ。
知られざる東京駅を探検するというだけでわくわくするのに、何とも中途半端なホラーとも冒険物とも、もちろん本格ともつかない仕上がり。

それに秘密通路はともかく、駅の写真も見取り図も入ってないってどーよ？
東京駅に行ったことがあってもさっぱり見当がつかない。というか、子どもだったら行ったことがないほうが多くない？

さしさわりがあるのなら主人公が自由研究用に書いたスケッチでも載せてほしいよ。